開催概要

主題

  • 基礎-ヒト-患者をつなぐシームレスな創薬研究の新時代

会期

  • 2019年6月20、21、22日(木-土)

年会長

  • 木内 祐二(昭和大学医学部)

会場

  • 昭和大学 上條記念館

第26回学術年会開催にあたり

学術年会長・木内 祐二(昭和大学医学部)

有効で安全な薬物の開発には、基礎研究の段階からヒト組織を用いた検討が望ましいというニーズに応えてHAB研究機構が設立され、現在まで多くの研究機関にヒト組織の提供することで創薬研究に貢献してきました。現在、創薬研究が多様化、高度化するとともに、創薬に対する社会の期待や法的・倫理的規制も従来からは大きく変化しています。それに伴い、ヒト組織を用いた研究に対する新たなニーズや課題も生じ、それを解決するためにヒト組織利用のための新たな仕組み作りが試みられています。また、薬物反応性や薬物動態などには大きな種差があることから、創薬研究では基礎から臨床研究まで、薬物治療の最終目的であるヒトを想定しながら、シームレスに継続的に連携しながら実施することが望まれています。
このような創薬研究のニーズをもとに、第26回学術年会では、「基礎-ヒト-患者をつなぐシームレスな創薬研究の新時代」をメインテーマとして、2日間にわたり議論していただくことといたしました。1日目のシンポジウムでは、ヒト組織利用のニーズとヒト組織提供の現状と新たな工夫・仕組み作りについて、ヒト組織を利用する立場とヒト組織提供側の立場からそれぞれ紹介していただきます。2日目のシンポジウムでは、基礎から臨床までのシームレスな創薬研究に関わる課題と展望、その実践例として、近年急速に進んだがん免疫療法開発の経緯と今後の展開について提示していただき、トランスレーショナル・リサーチ、リバース・トランスレーショナル・リサーチの在り方を討議していただきます。
さらに、「基礎-ヒト-患者をつなぐシームレスな創薬研究」として、特別講演の高見正道教授には骨代謝研究について、招待講演の青木淳賢教授にはリゾリン脂質研究について、上野直人教授には乳癌に対する免疫療法について、今までの研究と今後の展望をご講演いただきます。
さらに3日目には、がんプレシジョン医療研究センターの中村祐輔所長の企画で「最先端のがん治療はここまできた」をテーマに、市民公開シンポジウムを開催します。

組織委員

  • 安藤 治(第一三共株式会社)
  • 伊藤 晃成(千葉大学大学院 薬学研究院)
  • 宇高 結子(昭和大学 医学部)
  • 内田 直樹(昭和大学 医学部)
  • 木内 祐二(昭和大学医学部)
  • 楠原 洋之(東京大学大学院 薬学研究科)
  • 小林 英司(慶應義塾大学 医学部)
  • 三邉 武彦(昭和大学 医学部)
  • 高見 正道(昭和大学 歯学部)
  • 田端 健司(アステラス製薬株式会社)
  • 辻 まゆみ(昭和大学 医学部)
  • 月見 泰博(武田薬品工業株式会社)
  • 角田 卓也(昭和大学 医学部)
  • 沼澤 聡(昭和大学 薬学部)
  • 野部 浩司(昭和大学 薬学部)
  • 平林 英樹(武田薬品工業株式会社)
  • 山元 俊憲(昭和大学医学・医療振興財団)
敬称略・50音順  

主催・協賛・後援

主催
特定非営利活動法人 HAB研究機構

協賛
日本再生医療学会、日本臓器保存生物医学会、日本薬物動態学会、日本薬理学会

後援
日本毒性学会、日本組織移植学会、日本スキンバンクネットワーク、日本臨床薬理学会、化学工学会バイオ部会

(予定)