Index
第8回HAB研究機構学術年会
主題: 創薬におけるヒト組織の利用:動態・薬効・副作用/個人差・相互作用
会期: 2001年5月24~25日
会場: 昭和大学 上條講堂
学術年会長: 杉山 雄一 (東京大学大学院薬学系研究科)
講演内容:
- 特別招待講演
-
わが国におけるヒト組織利用の現状と問題点
髙久 史麿(自治医科大学)
- 招聘講演
-
安全性の高いヒト不死化肝細胞株の樹立
小林 直哉(岡山大学医学部)
- 特別講演
-
Use of Genomics and Genetics in Drug Development: Identification of New Targets and Clinical Application
Wolfgang Sadee Ph. D.(UCSF, USA)
The use of Human Tissues for Optimizing ADME Properties:Application of In-vitro Techniques for Lead Optimization and Selection of Drug Candidates for DevelopmentRashmi H. Barbhaiya Ph. D.(Bristol-Myers Squibb, USA)
PK/PD Implications of Polymorphic GanesAdam Dudley Ph. D.(AstraZeneca, UK)
- 特別セッション:ヒト組織・細胞バンク設立に向けて
-
ヒト組織・細胞バンク設立への期待と問題点
松村 外志張(株式会社ローマン工業)
日本における公的バンクへの課題 ―教育病院の役割―小林 英司(自治医科大学)
- シンポジウム:医薬品開発におけるヒト組織の利用:薬物代謝・トランスポート/個人差・相互作用(誘導・阻害)の評価
-
Application of Hepatocytes for Discovery Studies
David B. Duignan Ph. D.(Pfizer, USA)
創薬安全性評価におけるスフェロイド細胞培養について堀井 郁夫(日本ロシュ株式会社)
In Vitro and In Vivo Probes for Drug InteractionsMaurice Dickins Ph. D.(GlaxoSmithKline, UK)
P450分子種mRNAでみたヒト肝細胞培養系における 酵素誘導の評価内藤 真策(株式会社大塚製薬工場)
酵素誘導の定量的予測 -ヘパトサイトからヒトへ加藤 基浩(中外製薬株式会社)
コラーゲンゲルサンドイッチシステムで培養した ヒト凍結肝細胞を用いた臨床における酵素誘導の予測小嶋 康成(キッセイ薬品工業株式会社)
ヒト肝ミクロゾーム、肝細胞を用いたin vivo代謝クリアランスの定量的予測成富 洋一(藤沢薬品工業株式会社)
薬物輸送蛋白、MDR1, MRP2,OATP2の機能評価法:ヒトトランスポータを発現させた極性細胞の有用性鈴木 洋史(東京大学大学院薬学系)
ヒト凍結肝細胞を用いた肝輸送評価中井 大介(三共株式会社)
薬物相互作用ワーキンググループの進捗状況池田 敏彦(三共株式会社)
薬物相互作用ガイダンスに関するQ&A大野 泰雄(国立医薬品食品衛生研究所)
- 一般講演
-
ヒト脳アシルCoA水解酵素BACH遺伝子の構造と発現様式
山田 純司(東京薬科大学薬学部)
In vitro脳スフェロイド培養系の薬物安全性評価への応用井上 智彰(日本ロシュ株式会社)
ヒト及び動物におけるインドメタシン含有貼付剤の生物学的同等性の一考察川村 尚久(埼玉第一製薬株式会社)
薬物の皮膚透過性と代謝能、さらには吸収促進能の評価のための3次元培養ヒト皮膚モデルの有用性杉林 堅次(城西大学薬学部)
凍結ヒト初代肝細胞を用いた薬物代謝酵素誘導評価系の構築西原 光洋(武田薬品工業株式会社)
Mechanism-based inhibitionに基づく薬物相互作用のin vitro-in vivo対応奥平 和穂(東邦大学薬学部)
In vitro代謝反応や酵素阻害は非結合型薬物濃度だけで説明できるか?馬場 隆彦(塩野義製薬株式会社)
生体組織スライサーの開発 第三報 薬物代謝試験における肝スライスの有用性評価出堀 泰之(株式会社生体科学研究所)
末梢血白血球中のCYP3A7 mRNA発現と肝臓癌との関連について渡辺 実(聖マリアンナ医科大学)
カペシタビンと5'-DFUR投与後の5-FU体内動態の比較:In vitro代謝パラメータ(肝臓、小腸)を組み込んだ生理学的モデルに基づく予測塚本 友子(日本ロシュ株式会社)
移植肝CYP3A4活性とグラフト体積を考慮した生体部分肝移植患者におけるタクロリムス・クリアランスの予測橘田 久美子(昭和大学薬学部)
生体小腸移植症例におけるP-糖蛋白質の発現変動とタクロリムス血中濃度推移との比較解析増田 智先(京都大学医学部附属病院)
MDR1 P-糖蛋白機能評価法の比較検討安達 弥永(第一化学薬品株式会社)
ヒト有機陰イオントランスポーターOATファミリー発現細胞における薬物輸送機構の解析成川 新一(株式会社富士バイオメディックス)
新規培養ヒト正常小腸上皮細胞のin vitro 薬物吸収性評価への応用山下 伸二(摂南大学薬学部)