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第13回HAB研究機構学術年会
主題: 変化する時代の創薬:開拓すべきヒト組織活用への道
会期: 2006年5月18~19日
会場: 昭和大学 上條講堂
学術年会長: 岡 希太郎 (東京薬科大学薬学部)
講演内容:
- 招待講演:米国における移植不適合臓器の研究利用について ― 社会と科学
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Prespectives on the Use of Human Cells, Tissues and Organs in the Biotechnology Industry
Ramon J Garcia Ph.D. (NDRI, USA)
- シンポジウムⅠ:長寿科学のうねりと創薬への夢
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個体の寿命と老化の科学 -不死化ヒト血管内皮細胞の移植と創薬に向けて-
三井 洋司(徳島文理大学 香川薬学部)
長寿科学への期待と不安中村 雅美(日本経済新聞社)
遺伝子はどこまで寿命を延ばせるか田辺 功(朝日新聞社)
- シンポジウムⅡ:ヒト組織の研究利用のためのavailabilityとその展望
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生命科学研究新時代における細胞バンクの構築
水澤 博(独立行政法人医薬基盤研究所)
ヒト由来試料の研究利用の現状に関して ― 理化学研究所バイオリソースセンターの取り組み ―中村 幸夫、小幡 裕一(独立行政法人理化学研究所)
移植不適合臓器の研究利用について ― 皮膚バンクの立場から ―田中 秀治(国士舘大学)
移植不適合臓器の研究使用について雨宮 浩(特定非営利活動法人HAB研究機構)
- シンポジウムⅢ:ヒト肝細胞の利活用
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ヒト肝細胞キメラマウスを用いた肝炎ウイルスの感染モデル
茶山 一彰(広島大学大学院医歯薬学総合研究科)
前臨床薬物動態試験へのキメラマウスの利用について十亀 祥久(大日本住友製薬株式会社)
ヒト幹細胞から誘導した肝細胞落谷 孝広(国立がんセンター研究所)
- HAB薬物相互作用データベースプロジェクトの報告
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薬物相互作用の予測を目的にしたシュミレーター機能を備えたデータベースの開発
杉山 雄一(東京大学大学院薬学系研究科)
- 一般講演
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病理組織学用の凍結切片を利用した新しい培養技術とその医薬学研究への応用構想定
竹澤 俊明(独立行政法人農業生物資源研究所)
安定した細胞供給システム構築を目指した長期凍結保存マイクロカプセル化肝細胞の高次機能評価古泉 友丈(昭和大学医学部)
ヒト初代肝細胞におけるCYP3A4およびP糖蛋白の発現を維持する培養法について武半 優子(聖マリアンナ医科大学)
新規アンジオテンシンⅡ拮抗薬オルメサルタンの肝胆系輸送:OATP1B1,OATP1B3およびMRP2の関与中込 里絵(三共株式会社)
ヒト腎切片における有機アニオントランスポーターの機能評価楠原 洋之(東京大学大学院薬学系研究科)
ヒト末梢血単核細胞を用いた免疫抑制薬感受性の評価と腎移植におけるその臨床的意義平野 俊彦(東京薬科大学薬学部)
ヒト卵膜平滑絨毛膜組織細胞におけるアポトーシス誘導へのiNOSおよびCox-2の関与袁 博(東京薬科大学薬学部)
第8回HAB研究機構市民公開シンポジウム
主題: ぜんそく治療の最前線
座長: 小林 智(永井記念薬学国際交流財団)、安原 一(昭和大学医学部)
講演内容:
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喘息の病態と疫学
秋山 一男(独立行政法人国立病院機構相模原病院)
気管支喘息治療 最近の話題足立 満(昭和大学医学部)
吸入ステロイド薬の開発安達 弘子(グラクソ・スミスクライン株式会社)